三浦歩道/ハイキングコース

公開日 2019年02月14日

p0281 (1)神奈川県の三浦半島と間違えそうな地名だが、こちらは「さんぽ」と読む。松崎温泉郷※のうち3つの温泉、岩地、石部、雲見の浦(入り江)の総称である。広大な駿河湾に面したこの漁村地帯は旧岩科村で、昭和31年6月、町村合併により松崎町となった。昭和40年7月、国道に初めてバス乗り入れが実現するまで、岩地~石部~雲見の浜を結ぶこの小道は、地域住民にとっては欠かすことのできない生活道路だったが、その後、幅員1mの新歩道として整備され、53年3月1日オープン。さらに第2期工事が施されて、翌年2月1日には三浦遊歩道が完成した。はるかに富士山、明るく輝く駿河湾を望むコースの沿道には、ツワブキの群生、マーガレット※の段々畑、ハマユウ自生地、シイタケ栽培林、宝暦年間の石仏、昔の石切り場跡、その途中に展望台2ヶ所と休憩舎もあり、快適なシーサイド自然ハイクが楽しめる。

コースガイド

伊豆松崎からマーガレットライン経由・下田駅行きのバスを利用。
青い海と富士山がのぞめる富士見彫刻ライン※を経て、一里塚下車。案内図にしたがってマーガレットの段々畑へと、石段を登ってゆく。
12月下旬から3月まではマーガレット狩りができるし、年末からやはり春先までアロエ※の朱紅色の花が美しい。伊豆半島南部に自生しているキダチアロエは、トゲのある厚い葉の中にあるゼリー状の部分が、胃病や外傷によく効くとあって、昔から〝医者いらず〟と呼ばれたほどの天然薬草である。水仙、金魚草のほか、特産キヌサヤエンドウなども見られよう。それに眼下に広がる岩地海岸の素晴らしさ。岩地峠の先の休憩舎を過ぎ、しばらく行くと宝暦5年、今から230年も前の石仏があり、次第に下りとなってやがて石部温泉へ。ここまでが、ざっと1時間のコース。民宿街に囲まれた伊志夫(石部)神社※の脇を登ってゆくと、まもなく黒埼展望台への分岐点に出る。桜の林のある小道を0.8km入ると展望台で、堂ヶ島あたりの上空にそびえる富士の眺めは天下一品。再びさっきの分岐点まで戻り15分ほど行くと、もう1つの三競展望台に出る。石部・岩地の入り江をへだてる日和山の岬、そのむこうに突き出ている萩谷崎、堂ヶ島にかけての海景、そして富士と、伊豆西海岸ならではの眺望がひらけている。快晴に恵まれれば、南アルプスの山々までも…。この2つの展望台のある一帯は、まるで薬草コースといった感じで、光沢のある葉が高血圧に効くという強壮薬アシタバ※根茎が胃と食あたりに効果のあるツワブキ(町の花※)などが群生している。三競展望台からマーガレットの段々畑を下り、昔の石切り場跡を過ぎ、さらに下りきると民宿の建ち並ぶ雲見温泉へと着く。テングサ※採り、海水浴で知られる雲見海岸は、砂浜と烏帽子山※の風景がまるで絵のようで、ハイキングの軽い疲れもたちまちケシ飛ぶ。雲見からはバスか遊覧船で伊豆松崎へ引き返すもよし、あるいは野猿の群れ遊ぶ波勝崎へ行くもよし。バスで伊豆急下田駅に出ることもできる。

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三浦歩道マップ[PDF:2MB]

関連リンク

黒崎展望所

三競展望台

烏帽子山

 

お問い合わせ

松崎町役場 企画観光課
住所:〒410-3696 静岡県賀茂郡松崎町宮内301-1 本庁2F
TEL:0558-42-3964
FAX:0558-42-3183

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