公開日 2023年10月03日
概要
海岸沿いの国道136号が開通する以前に生活路として使われていた古道を歩くコースです。携帯電話の鉄塔のある大峰段付近は、コンクリート舗装の農道を歩きます。大峰段から室岩洞駐車場の間は尾根沿いを中心としたコースで、駿河湾越しの富士山や、松崎の市街地を見下ろす眺望スポットがあります。
コースの起終点は、①室岩洞駐車場、②道部神社と梅養院の中間付近、③総合グラウンドのテニスコート付近の3箇所あります。
コースガイド
【室岩洞駐車場~岩地峠】
室岩洞駐車場の左側に登り口があり、そこから30m程急な斜面を尾根まで登ります。尾根沿いの道を登っていくと、登りきったあたりに祠の中に鎮座する頭部のない石仏が現れます。そこから右方面に少し進むと標柱があり、そこから道部神社付近まで下る道もあります。
木々の間に時折見える海や富士山や南アルプスの山々を右手に見ながら、尾根沿いの道を登っていき、つづら折りの道を少し歩くと左側に松崎の市街地を見下ろす眺望スポットが現れます。また少し歩いて坂を登りきったあたりは、堂ヶ島付近の島々や富士山を望む眺望スポットとなります。
途中、左手にあるイノシシのヌタ場や右手にある山の神さんの祠を見ながら、なだらかな道を歩いていくと、左側にフェンスに囲まれた携帯電話の鉄塔敷地がおり、すぐ先のコンクリート舗装の農道にでます。農道に出たら左側に進み、途中、携帯電話の鉄塔を見ながら、しばらくコンクリート舗装の道を下っていきます。舗装がきれたら、右方面に少し進むと、幅1m程度の古道があり、その道は岩地峠まで続いています。岩地峠に近くなるとコンクリート製の水道タンクがあり、アスファルト舗装された農道脇の石仏の鎮座する岩地峠にでます。
【道部神社と梅養院の中間付近~室岩洞上】
川沿いの駐車場と生垣に囲まれた民家の間の狭い道が入り口です。車道沿いにありますが、非常にわかりにくい場所ですので、間違えないようにしてください。10m程進んで、突き当たりを右に登っていきます。竹林を通り過ぎると右下に道部神社がかすかに見えます。杉林の中を道なり進んでいくと、途中に石切場の跡や炭窯の跡も見られます。沢のような場所に突き当たった辺りから、大きな岩肌に沿って右側に登っていきます。大きな岩の間を通り抜けながら登っていくと、室岩洞上の標柱のある分岐点に着きます。
【総合グラウンド(テニスコート付近)~岩地峠】
道路沿いの山裾に「堅牢地神塔」と彫られた自然石の近くに、登り口があります。最初は、耕作放棄地となった石積みの畑や沢沿いの道を進んでいきます。左方面に大きくカーブした急な道を登り切ると、右方面に進むまっすぐな道が現れます。道なりに登っていくと、左側には放棄地となったみかん畑があり、市街地を望む眺望の良い場所もあります。堀割の道を登り切ると、舗装された農道にあたり、左方面に少し進んでいくと岩地峠に到着します。
写真
起終点(室岩洞駐車場) | 室岩洞上の石仏 |
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標柱(室岩洞上) | 尾根沿いの道 |
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眺望スポット(松崎市街地を望む) | 眺望(堂ケ島と富士山) |
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猪のヌタ場 | 山の神さんの祠 |
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室岩洞方面への入口 | 大峰段の舗装された農道 |
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舗装終点 | 古道 |
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岩地峠(大峰段の登り口) | 岩地峠 |
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起終点(梅養院付近) | |
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起終点(総合グラウンド付近) | 堅牢地神塔 |
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掘割の道 | 標柱(農道接続部) |
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