高通山のエビネラン群生地

公開日 2025年10月02日

 

高通公園からの登山道の途中に、エビネランの群生地があります。

エビネランは、ラン科エビネ属の多年草で、ジエビネとも呼ばれ、名前は地表近くに連なる球茎の形をエビに見立ててことに由来します。花期は4月下旬から5月上旬で、新芽の展葉とともに伸びる高さ30cm程の花茎の上半分に多数の花をつけます。

かつての自生ランブームの際に、全国各地のエビネラン等が盗掘され数が激減しましたが、高通山には、まだ多くの株が残っています。