公開日 2025年09月30日
烏帽子山の山頂付近には、日本固有のツツジであるモチツツジが自生しており、4~5月に薄いピンク色の花を楽しむことができます。
【モチツツジとは】
・伊豆半島以西の本州及び四国に分布する日本固有のツツジで、林の縁や崖など日当たりの良い場所に自生しています。葉や茎がネバネバし、触れると指に貼り付くことから、餅あるいは鳥もちに擬えてモチツツジと名付けられました。ヒラドツツジなど多くの園芸品種の母種となっています。
・モチツツジの葉や蕾がネバネバするのは、これらに生じる腺毛から粘液が出ているためです。これは葉茎に限らず、花の付け根、萼、子房、果実なども同様で、虫の攻撃から身を守るためのものです。