御来迎岩(ごらいこういわ)

公開日 2021年02月22日

御来光岩

 

林道伏倉野田線の峠付近から稜線沿いに600mほど登ったところに「御来迎岩」があります。

来迎とは、仏教において、念仏行者の臨終の際に阿弥陀三尊が25人の菩薩と共に白雲に乗ってその死者を迎えに来て極楽に引き取ることをいいます。

昔から、西方の浄土に向かいお祈りをすると、極楽浄土へ迎えられると言われ、里の人々はここからの夕日を眺めに感動し、春秋彼岸の中日には、駿河湾を真っ赤に染める夕日に向かいお祈りを捧げました。そしていつしか「御来迎岩」と呼ばれ、今に伝えられています。