全ての松崎町民に健康、安心、活力を。

ここで生活する全ての人が、健康で安心して暮らせるまちにしていきたい。不安がなく、不満のない地域社会を目指して松崎ならではの福祉への取り組みが進んでいます。高齢化社会を今ある現実として、しっかりと見つめながら生き生きと生活できる、活力ある豊かな長寿社会を実現するために私たちは地域ぐるみで
本当の安心の意味を考えていきます。
 

高齢者のためのやさしい福祉を実現します

松崎町の総人口に占める65歳以上の老年人口の割合は、平成12年の時点で29.1％と高率に達しています。本格的な高齢化社会を現実として受けとめ、高齢者の健康づくりと福祉の充実が急務となっています。
ただし、現状としては高齢化が進んではいますが、本町での寝たきり高齢者はわずかです。これは、高齢者に農業や漁業の従事者が多く、今でも現役で元気に働いていることが、健康に繋がっているものと考えられます。その一方で、若者の町外流出などに伴う1人暮らしの高齢者が多く、今後の拡大も懸念されています。
高齢者は、たとえ1人でも住み慣れた土地や家で暮らすことを望んでおり、その点できめの細やかな住宅福祉サービスの充実を図ることが大切です。
平成12年4月から導入された介護保険制度の円滑な推進に向け、今後も体制づくりを強化していきます。
高齢化社会の現実の中で、実践に即した福祉サービスを早期に充実することもそうですが、高齢者が生きがいを持てる場を提供することも待ちの役割になります。