新しいステップ

公開日 2016年02月04日

産業があり、職があり、元気があるまちへ

san03地域産業が活性化すれば、まちは元気になります。
魅力のある職場があると、
若者はまちで生き生きと活躍します。
人とまちが明るくなれば、もっと暮らしが楽しくなります。
これまでの産業と、これからの産業を同居させることで、
松崎はより個性的になるでしょう。
未来のために今できることを進め、
働きがいのある職場を築きながら
活力のあるまちづくりに取り組んでいます。

 

新しいステップに挑む農林業・漁業

松崎町の農業は経営農地が年々減少傾向にあり、規模の縮小も目立ってきました。農業就業をみますと、女性が男性を大幅に上回り平均年齢は60歳を超えるなど高齢化が進んでいます。
とはいえ、農業はまちの重要産業の1つであり、地域の環境保全やふる里観光資源としても有益性を持っています。桜葉、柑橘類、花木、わさびなどはその代表で、関連産業との連携のうえでも重要なものです。
農業経営は作目別、専業・兼業別で環境が異なることから、事業環境にあわせて優良農地の整備、新しい作目づくり、販売、出火体制の整備、二次加工の実施を探る必要があります。経営の進め方によっては、十分採算が見込める手段があり、特に観光農業の面では、農業者の事業共同化の促進や農協との事業参画など、新しい生産・経営方式の検討と導入を進めていく時期に来ています。
海の産業である漁業の振興も重要です。漁業は岩地、石部、雲見の3漁港と地方港湾の松崎港を拠点に営まれ、ほとんどが沿岸漁業です。漁業経営の半数以上が兼業で、多くが民宿を営んでいます。その点で、自らの民宿で新鮮な魚介類を提供することができるため、観光客の満足度が高く、観光の目玉の1つとなっています。
しかし、漁業資源の減少や船舶コストの上昇、マリンレジャーとのトラブルなどの問題も抱えており、漁業者単体での対処が難しくなってきました。現在、漁業者同士の事業の共同化、漁業協同組合による事業化を進め、漁場の保全や稚魚の放流、漁港の整備、販売、流通対策を行っています。
漁業においても、新しい事業展開が急務とされています。
これからの農林業、漁業においては、自然環境を有効的に活かした新事業展開、観光・レジャーとの共存化、適用化がキーワードです。町としては、時代に則した政策を打ち出し、後継者づくりを支援しながら、松崎の基礎産業を活性化していきたいと考えています。

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