人と生活が活きる

公開日 2016年02月04日

住民が参加し、人が主役となるまちへ

魅力があり、人が住みよいまちづくりをするためには、住民だけで行っても、行政だけで行っても、うまく進行しません。双方がまちづくりのビジョンを認識し、目標に向かって協力、連携することが必要です。
そのために行政がまずやらなければならないことは、情報の公開です。行政が持つ様々な情報を住民に分かりやすく伝え、まちづくりの方向性、姿勢を問いかけていくこと。そして、広く意見と要望を収集し、住民1人1人の声が反映されるまちづくりを実現していかなければなりません。
過疎化をくい止め、生活環境の整ったまちづくりを進めるには、民間の活力がやはり必要です。住民の主体的参加をうながすため、自治意識を高めるよう学習機会を充実し、コミュニティごとの地区づくり委員会による地区整備計画の策定、実施なども支援していきます。
町内には若者を中心にした地域おこしの会、伊豆松崎21世紀フォーラムなどが組織されています。そこでは、各種の話し合いや研修を行いながら、過疎化を防止し地域おこしを図る活動が展開されていて、まちからも支援強化に取り組んでいます。

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有効的な土地利用で、個性と魅力を創出

松崎町の総面積は85.22k㎡、この限られた地域で魅力が詰まったまちづくりをするためには、有効的な土地利用をしていかなければなりません。しかし、恵まれた自然環境を生かしながら多機能の集積を目指す土地利用は、長期的な視野にたった計画が必要です。
海岸線は富士箱根伊豆国立公園および名称伊豆西南海岸に指定され、その海岸線には岩地、石部、雲見の漁港と漁村集落があり、住宅が密集している地域です。民宿が多く、夏場のシーズンには観光客が集中する地域で、道路整備や環境改善が望まれていますが、海岸部は土地利用に厳しい規制があり、可能な範囲での保全と活用が図られています。
また、中心市街地となる松崎地区は、港湾の総合的利用と連携して、商店街の活性化や人が集う機能を高めていかなければなりません。これまで商店街へのポケットパークや歩道の整備などを行ってきましたが、さらに魅力ある市街地にするために、都市軸やシンボルストリートの明確化、にぎわいの創出をし、松崎らしさを演出していきます。

 

お問い合わせ

松崎町役場 企画観光課
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