住民1人ひとりが

公開日 2016年02月04日

住民1人ひとりが環境への意識を高める。

本町では幸いにも産業活動に伴う環境汚染は生じていませんが、それでも生活雑廃水による河川や海の水質汚濁、自動車の交通公害など、日常生活に起因する環境問題が事実としてあります。都市化が進む中で、私たちの大切な財産を犠牲にすることはできません。
地球にやさしい生活は、地域に、さらにそこに暮らす人たちに優しい生活であるはずです。松崎町では環境教育や廃棄物のリサイクル、省資源などを推進し、子供から大人、お年寄りに至るまで、環境と人間との関わりを追求していきます。
当面の問題点としましては、増加、多様化するごみへの対応があります。本町の特性として観光客から出されるものも多く、ごみの排出量は年を追うごとに増加している状況です。取り組みとしましては、根本的なごみの減量化とごみ処理能力の拡張になります。現在、ごみの収集に関しては分別収集を実施しており、住民の分別収集に対する理解度は高くなって来ていますが、さらに進めた意識啓発が必要です。
ごみ処理能力の拡張においては、処理施設の老朽化にともない、平成9年から新清掃センター建設に着工し、平成11年9月に「クリーンピア松崎」として開所しました。

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貴重な資源、水と温泉の有効活用を促進。

私たちの暮らしを支えるのに必要な事業の1つに水道事業があります。松崎町では上水道の普及率が100%に達しているものの一部で本管の老朽化がみられ、布設替えの必要性が出てきました。また、今では当然のように供給される「水」ですが、生活様式の向上等により今後の適切な水圧、水量の確保が難しくなっています。特に夏期シーズンにおいては、給水がピークに達し、供給能力が限界に達しているのが現状です。
そのために、町内各所に点在している水源施設の維持管理体制を向上させ、地震等の緊急時に備え安定的な給水の確保を図っていきます。
そして、松崎町にはもう1つ貴重な資源として温泉があります。松崎、大沢、岩地、石部、雲見の各地域に温泉が湧き、住民の休養、健康維持や観光資源として有効活用されています。町営の温泉給湯事業は松崎地区を中心に行われ、平成3、4年に新たな温泉の掘削に成功したことから各家庭や事業所向けに利用を拡大。暮らしの中に温泉がしっかりと浸透しています。
 

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