染井吉野

公開日 2016年01月28日

松崎町にあるほとんどの桜がソメイヨシノです。4月葉の出る前、枝一面に直径4~5cmのピンク色の美しい花を開きます。ソメイヨシノは、花が満開になるまで葉を出さない見応えのある美しい桜です。繁殖が容易で成長も早く、また、花つきも非常によいので全国に広く普及しています。しかし、寿命が非常に短く、50年になるともう老樹と呼ばれてしまいます。また、テングス病に弱いという欠点もあります。ソメイヨシノは、大島桜とエドヒガンの雑種で、自然交配によるソメイヨシノが1959年に天城山中で発見され、伊豆半島が名花ソメイヨシノの発生の地と推定されました。なおこの品種は、江戸時代末期に江戸染井村(現在の豊島区駒込)の植木屋が、「吉野桜」と称し売り出したのが始まりと言われています。その後、桜の名所吉野山の山桜と区別するため「染井吉野」の名が付けられました。

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