現在、松崎町は姉妹都市交流として北海道帯広市と静岡県富士宮市、地域交流として長野県安曇地区（旧安曇村）の2市１地区と交流し、教育・観光・産業・生活文化など幅広い交流が盛んに行われています。

北海道帯広市

　北海道帯広市は、明治16年に松崎町出身の依田勉三をはじめとする晩成社が開拓の鍬を下した縁で、昭和53年5月20日に開拓姉妹都市を締結しました。
　毎年夏休みには小学生の相互派遣が行われている他、帯広市からは6月頃に「アスパラガス」、11月頃に「じゃがいも」をいただいており、町内の保育園や、幼稚園・小・中学校に給食を提供する給食センターに配布しています。
　松崎町からは5月頃に「甘夏みかん」、1月頃に「ぽんかん」を送っており、帯広市内の福祉施設や保育所などに配布されています。

長野県松本市安曇地区

　長野県松本市安曇地区（旧安曇村）は、海のまち・山のまちという相違こそあるものの、美しい環境を誇る観光地であることなど松崎町と同じ点に立脚することから、昭和56年10月24日に姉妹都市提携を結びました。
　平成17年4月1日、市町村合併により松本市となりましたが、現在も地域交流という形で松本市安曇地区との交流を図っており、毎年、中学生や親善訪問団がお互いの市町を訪問する交流事業も実施しています。
　また、松崎町からは5月頃に「甘夏みかん」、1月頃に「ぽんかん」を送っており、安曇地区の福祉施設や小・中学校などに配布されています。

静岡県富士宮市

　静岡県富士宮市は、イワナガヒメ（姉：松崎町）とコノハナサクヤヒメ（妹：富士宮市）の姉妹の物語によるつながりがあることから、令和4年11月19日にヒメの里交流都市提携を結びました。
　これまで富士宮市からは「長八まつり」や「雲見海賊料理まつり」に富士宮焼きそばを出店し、松崎町からは観光協会や商店が、富士宮駅前通り商店街の「十六市」に出店するなど、民間交流が盛んに行われており、今後も産業・観光の他に、防災・教育・文化・スポーツなどの交流により、相互の親善を深めていきます。