町長の部屋

公開日 2020年02月28日

町長あいさつ

 町長就任後、各課の現状と課題を確認いたしましたが、取り組まなければならない多くの課題が残されていることを、改めて理解を致しました。議員時代から町内をくまなく歩いたことで沢山の要望や、時には厳しいお言葉をいただきましたが、それらを踏まえた上で、私の町づくりへの考えを述べさせていただきます。
 まず政策として3つの柱を掲げました。
 一つ目は「農林水産観光業の一体推進による経済活性化」であります。
 松崎町の歴史の中でいろいろな産業が発展、そして衰退してまいりました。古くは早場まゆ、炭、天草がありました。昭和36年伊豆急行開設に伴い、伊豆地区に大観光ブームが訪れ、多くの旅館、民宿が営なわれ商業、観光業が多いに活性化した時代もありました。
 また農業部門においてもわさび、さくら葉、柑橘類の生産により多くの収入を得ておりましたが、現在は殆どの産業が衰退しており、観光業、農業などは、どれも10年後を展望した場合、明るい兆しがないことは皆様も感じていることと思います。
 その要因の一つとして、各分野が個別な施策でバラバラに動いているからではないかと感じております。
 そこで私は、農林水産観光業の一体推進が必要と考え、例えば、道の駅を町民アイデアによる、ワクワクするイベントなどを企画するとともに、農水産物を中心とした松崎の産物が並べられ、町民も観光客も集まる大交流ゾーンにするとか、桜葉産業については、今まで以上に積極的に行政が関わり、雇用拡大、生産者の収入アップを図るとともに、耕作放棄地を減少させ、昔ながらの景観を復活させたいと思います。このような取り組みが成功すれば宿泊施設として民宿などが復活する可能性も高まってくると期待をしているわけであります。
 二つ目は、津波対策をはじめとした防災・減災対策に取り込むことであります。
 安全に過ごすことができない観光地にお客様が訪れることはありません。町民は、災害が発生しても最小限の被害で済むという、安心感を求めております。危険個所については優先順位をつけて修繕するという予防重視型対策を整え、地震津波がきたらすぐに避難路から安全な場所に移動できるようにいたします。そして、具体的には各地区の区長さん、役場職員、消防署員をセットとして、月一回、地区を点検する体制を構築します。そして土木建築、水道工事、電気工事業者はもとより、近隣市町との災害復旧契約を締結し、お互い被災があった場合は助け合う体制といたします。そして、町に防災専門担当者を置き、町長や幹部が不在でも指揮命令が迅速に行きわたる組織を構築する。など具体的な施策を検討してまいります。
 そして3つ目は「医療、福祉の充実」であります。
 地方自治法第1条の2に地方公共団体の役割は、住民福祉の増進であると明記してあります。
 そこで順天堂病院行きの直通バス運行と、買物に不自由な地域へのマイクロバス運行は町民からのニーズが非常に多く、早期運行を目指してまいります。それから、今年、医療機関がお医者さんの高齢化による廃院があったため、これに替わる診療所を誘致したいと考えております。これは時間がかかるとは思いますが、粘り強く誘致に向け交渉してまいります。
 次に今迄の話の切り口に変えて、歳をとってもやれる仕事を見い出し、やり甲斐、生き甲斐のある生活を送ることによって、病気を寄せ付けない身体を維持していくことが本人の幸福になると思います。
 先ほど述べた農林水産観光業に従事し、収入を増やし、定期的に地元のお医者さんで健康診断を受け、疾病については早期に完治させる、重度化させない姿勢が求められると思います。
 自分の身体は自分で守る。自分でできることは自分でやる努力をすることが基本であります。しかしどうしても自分でできなくなったら、行政がしっかり支える町にすることを私はお約束いたします。
 この他、安心してこどもを育てる環境づくりなど多くの課題がありますができることから一歩ずつ取り組んでまいります。
                                          松崎町長 長嶋 精一

町長室からこんにちは 

第27回「『松崎町のうた』について」(広報まつざき 令和2年3月号掲載)
 昨年12月15日に行われた「松崎町のうたコンサート」は、町内外から約600人の方が集まり、熱気あふれるコンサートを拝見した後の感動は、今でも忘れることはできません。子どもからお年寄りまで世代を超えた多くの人がそこに参加し、松崎町の皆さんがまさにワンチームになってつくりあげた素晴らしいコンサートでありました。
 「松崎町のうた」づくりは、平成29年に文化庁の委託を受けた常葉大学から、FULL―SATOプロジェクトとして、松崎町で文化活動ができないかとの打診があり、ぜひ一緒にやりましょうと快諾しました。その後、ソプラノ歌手の曽根妙子さんや、作曲家の相澤洋正さんとともに始めたものでした。
 そして、この活動が大きく前進する契機となったのは、石田会長をはじめ、この趣旨に賛同し町民有志でつくられた「松崎町のうたを育てる会」でした。町と大学だけでは、ここまでの広がりは持てなかったことでしょう。「松崎町のうたを育てる会」の皆さんは、松崎町のうたの歌詞を町民と一緒になって作りあげるため、学校に出向いたり、地区の公民館へ行ってコンサートを開催したりと、「松崎町のうた」づくりの普及に努めていただきました。冒頭の町民コンサートは、これらの積み重ねの上、結実したものであったのです。
 松崎町のうたづくりは、これで終わりではありません。松崎町のうたが、町民皆さんの歌として根付き、未来へつながっていくことを願っています。そして、松崎町のうたで発揮されたワンチームの精神を、町づくりにおいても活かしていきたいと思います。                                                                                                    

町長室からこんにちは バックナンバー

第26回「故 中曽根元総理」[PDF:78KB](広報まつざき 令和2年2月号掲載)

第25回「岩科診療所設置事業について」[PDF:91KB](広報まつざき 令和2年1月号掲載)

第24回「 町長就任2年」[PDF:102KB](広報まつざき 令和元年12月号掲載)

第23回「道の駅花の三聖苑について その3」[PDF:97KB](広報まつざき 令和元年11月号掲載)

第22回「薩摩焼窯元14代沈寿官氏のこと」[PDF:95KB](広報まつざき 令和元年10月号掲載)

第21回「道の駅花の三聖苑について その2」[PDF:92KB](広報まつざき 令和元年9月号掲載)

第20回「道の駅花の三聖苑について その1」[PDF:104KB](広報まつざき 令和元年8月号掲載)

第19回「菅官房長官のこと」[PDF:82KB](広報まつざき 令和元年7月号掲載)

第18回「診療所の誘致について」[PDF:64KB](広報まつざき 令和元年6月号掲載)

第17回「議会議員選挙の結果を受けて」[PDF:62KB](広報まつざき 令和元年5月号掲載)

第16回「議会解散について」[PDF:54KB](広報まつざき 平成31年4月号掲載)

第15回「3月議会について」[PDF:59KB](広報まつざき 平成31年3月号掲載)

第14回「道の駅花の三聖苑について」[PDF:51KB] (広報まつざき 平成31年2月号掲載)

第13回「しずおか市町対抗駅伝のこと」[PDF:50KB](広報まつざき 平成31年1月号掲載)

第12回「順天堂大学医学部附属静岡病院への直通バスについて」[PDF:53KB](広報まつざき 平成30年12月号掲載)

第11回「弁護士中坊公平さんのこと」[PDF:44KB](広報まつざき 平成30年11月号掲載)

第10回「趣味について」[PDF:53KB](広報まつざき 平成30年10月号掲載)

第9回「観光地の魅力について」[PDF:51KB](広報まつざき 平成30年9月号掲載)

第8回「町長就任半年の総括」[PDF:60KB](広報まつざき 平成30年8月号掲載)

第7回「レンゲ畑について」[PDF:49KB](広報まつざき 平成30年7月号掲載)

第6回「田んぼをつかった花畑について」[PDF:56KB](広報まつざき 平成30年6月号掲載)

第5回「予算について」[PDF:56KB](広報まつざき 平成30年5月号掲載)

第4回「副町長について」[PDF:56KB](広報まつざき 平成30年4月号掲載)

第3回「涙の分析」[PDF:60KB](広報まつざき 平成30年3月号掲載)

第2回「買い物支援について」[PDF:55KB](広報まつざき 平成30年2月号掲載)

第1回「町民満足度の高い町づくりに向けて」[PDF:312KB](広報まつざき 平成30年1月号掲載)

お問い合わせ

松崎町役場 総務課
住所:〒410-3696 静岡県賀茂郡松崎町宮内301-1 本庁2F
TEL:0558-42-3963
FAX:0558-42-3183

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