公開日 2016年02月03日
熱中症の発生は7~8月がピークになります。熱中症を正しく理解し、予防に努めてください。
熱中症とは?
- 高温多湿な環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調整機能がうまく働かないことにより、体内に熱がたまり、筋肉痛や大量の発汗、さらには吐き気や倦怠感などの症状が現れ、重症になると意識障害などが起こります。
- 気温が高い、湿度が高いなどの環境条件と、体調が良くない、暑さに体がまだ慣れていないなどの個人の体調による影響とが重なることにより、熱中症の発生が高まります。
- 屋外で活動しているときだけでなく、室内で特に何もしていなくても熱中症を発症し、救急搬送されたり、死亡する事例が報告されています。
熱中症の予防法
熱中症の予防には、「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です!
- こまめな水分・塩分の補給
- 熱中症になりにくい室内環境(扇風機やエアコンを使った温度調整)
- 体調に合わせた対策
- 外出時の注意(日傘や帽子の着用、日陰の利用、こまめな休憩)
熱中症が疑われる人をみかけたら…
- 涼しい場所へ避難させる
- 衣服を脱がせ、身体を冷やす
- 水分・塩分を補給する
※自力で水を飲めない、意識がない場合は直ちに救急隊を要請しましょう!!
注意していただきたいこと
1 暑さの感じ方は人によって異なります!
- 暑さに対する抵抗力は個人によって異なります。自分の体調の変化に気をつけ、暑さの抵抗力に合わせて、万全の予防を心がけましょう。
2 高齢者の方は特に注意が必要です!
- 熱中症患者のおよそ半数は高齢者(65歳以上)です。高齢者は暑さや水分不足に対する感覚機能が低下しており、暑さに対する体の調整機能も低下しています。
- のどの渇きを感じていなくてもこまめに水分補給をしたり、暑さを感じなくても扇風機やエアコンを使って温度調整をするように心がけましょう。
3 まわりが協力して、熱中症予防を呼びかけ合うことが大切です!
- 一人ひとりが周囲の人に気を配り、熱中症の予防を呼びかけ合うことで、発生を防ぐことができます。
- 特に、熱中症への注意が必要な高齢者、障害児・障害者や子どもについては、周囲が協力して注意深く見守るようにしましょう。
4 節電を意識するあまり、熱中症予防をわすれないようご注意ください!
- 夏期の電力不足に対して節電の取り組みが求められていますが、節電を意識しすぎるあまり、健康を害することのないようご注意ください。
- 気温や湿度が高い日には、決して無理な節電はせず、適度に扇風機やエアコンを使用するようにしましょう。
お問い合わせ
松崎町役場 健康福祉課
住所:〒410-3696 静岡県賀茂郡松崎町宮内301-1 本庁1F
TEL:0558-42-3966
FAX:0558-42-3184
E-Mail:fukushi@town.matsuzaki.lg.jp
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