風水害について

公開日 2016年01月19日

風水害を知ろう

日本は古来より風水害の多い国。
現在では、ほとんどの風水害が事前に予測できますが、未だに台風や集中豪雨などで多大な被害を受けています。
被害を最小限に抑えるためには、風水害の知識と事前の対策が必要です。

台風

  • 夏の終わりから秋の初め頃に日本へ接近・上陸し、強風と大雨で被害を与えます。
  • 台風の大きさは「風速15m/s以上の半径」、強さは「最大風速」で表されます。
  • 台風の大きさと階級分け(風速15m/s以上の半径)
    大型(大きい) ・・・・・ 500km以上800km未満
    超大型(非常に大きい) ・・・・・ 800km以上
  • 台風の強さと階級分け(最大風速:毎秒)
    強い ・・・・・ 33m/s以上44m/s未満
    非常に強い ・・・・・ 44m/s以上54m/s未満
    猛烈な ・・・・・ 54m/s以上

集中豪雨 

  • 梅雨の終わり頃によく発生しますが、狭い地域に短時間で突発的に降るため予測が比較的困難。
  • 河川の氾濫や土砂崩れなど、大きな災害を起こします。
     

風水害に備えよう

  • 強風で樹木が飛ばされる、雨であふれた川が家を押し流す・・・・・。
  • 台風や豪雨の威力は計り知れません。いざというときに備え、家の中・外で対策を取りましょう。

自分たちでできること 

【屋外】

  • 屋根 ・・・・・ 瓦やトタンの剥がれ、ズレなどをチェック。
  • 窓ガラス ・・・・・ 飛来物や強風で割れないように、外から板で塞ぎ内側のカーテンを閉める。
  • ひび割れやがたつきがあれば補強する。
  • ベランダ ・・・・・ 鉢植え、物干し竿など、飛ばされそうなものは屋内へ。
  • 排水溝も注意。
  • 雨樋・雨戸 ・・・・・ 雨樋に詰まった落ち葉や土砂を取り除く。
  • 継ぎ目の外れ、塗料の剥がれにも注意。
  • 雨戸のガタや緩みは補強し、隙間を板で覆う。
  • ブロック塀・坂塀 ・・・・・ ブロック塀のひび割れ・破損、坂塀のぐらつきがあれば補強する。
  • 外壁 ・・・・・ 壁の亀裂をチェック。プロパンガスのボンベは補強する。
  • 飛ばされそうなものがあれば屋内に移動する。

【屋内】

  • 停電に備えて・・・・・懐中電灯や携帯ラジオを準備。予備電池も忘れずに。
  • 避難に備えて・・・・・貴重品や非常食品、衣料品など非常持ち出し品の準備を。
  • 断水に備えて・・・・・飲料水を確保する。
  • 浸水に備えて・・・・・家財道具や生活用品、食料品などを高い所へ移動しておく。

【その他】

  • 台風や雨に関する気象情報に注意する。
  • むやみに外出せず、外出時は早めに帰宅。
  • 高齢者、乳幼児、病人などは早めに安全な場所へ。
  • 避難場所や、離れ離れになった時の連絡方法を家族で確認する。
     

 こんな土地は要注意

  •  山岳地帯 ・・・・・ 山崩れに注意。
               特に樹木の少ない山岳部に集中豪雨が降ると、土石流の危険がある。
  • 海岸地帯 ・・・・・ 高潮危険がある。満潮と台風が重なったときは警戒する。
  • 河川敷 ・・・・・ 以前河川敷だった場所や河川の流域は、豪雨で洪水となる危険性が高い。
             洪水注意報・警報に気をつける。

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