公開日 2016年01月19日
あなたの家は大丈夫?
1.耐震診断をしていますか?
東海地震の被害想定では、県内の建物の大破・中破は45万棟に及ぶと考えられています。
地震対策でまず必要なことは、わが家が地震に耐えられるかどうかを知ることです。
そこで、わが家の安全を知るための「耐震診断」が必要になります。
耐震診断は、家庭内対策の大事な第一歩です。
耐震診断の方法については、産業建設課(0558-42-3965)にお問い合わせ下さい。
診断の結果、補強が必要な場合は、建築士、建築業者、大工さん等と十分相談してください。
2.タンス・食器棚・大きな家具は固定していますか?
阪神・淡路大震災では、テレビや家具が「空を切って飛んだ」といわれ、家具の転倒で死傷したり、延焼火災から逃げられなかった人が多数いました。
どんなに建物を丈夫にしても、タンスや食器棚が倒れて怪我をしては何にもなりません。
倒れそうな家具はしっかり止め、まず家族の安全を確保しましょう。
3.家族の食料、飲料水の備蓄は確保していますか?
突然地震が起きて、食料の蓄えが全くなかったら・・・。
いざというときには、食料品等を商店やスーパーマーケットで購入することがほとんどできません。
また、発災直後は、食料などの輸送も満足にできません。
救援活動が開催されるまでの間食料や飲料水は、各家庭で蓄えておく必要があります。
各家庭では、水3日分、食料7日分の備蓄を励行してください。
4.地震発生時の役割分担や連絡方法を決めていますか?
発災直後は、相当な混乱が予想されるため、冷静で適切な判断と行動が強く求められます。 そこで落ち着いて行動できるようにするためには、予め誰が何をするか、避難の必要のあるときはどこに逃げるかなど、よく確認しておくことが大切です。
また、家族の安否を確認する方法もあらかじめ決めておきましょう。
非常持ち出し品
避難時すぐ持ち出せる場所に保管し、家族の人数にあわせて用意しましょう。
当面生活できるだけの食料・飲料水・日用品・貴重品(お金)も用意しましょう。
チェックしてみてください
- 家族3日分の食料
- 飲料水
- 手袋
- ナイフ・缶切り
- 携帯ラジオ
- 懐中電灯予備の電池
- 防災ずきんヘルメット
- タオル
- ロウソク
- 下着類
- ロープ
- マッチ
- 毛布
- めがね
- 救急薬品
- 預金通帳・印鑑
- 現金
- テント
- 寝袋
- 処方薬
- ちり紙
あるとさらに役立つ防災グッズ
【ビニール袋】
大型ビニール袋は、中央部に穴を空け、頭からすっぽりかぶるとレインコートに。
ダンボール箱の中に重ねて簡易トイレに。また、水の運搬に使えます。火災の際、空気を入れ換えてかぶると煙を吸わずに避難できると言われています。サイズの小さい物も何かと便利。
【ウエットティッシュ】
水が不足しているとき、顔や手が拭けて役に立ちます。傷口を拭いたり、ガーゼ代わりにもなり、シャンプーのできない場合にも便利です。
【バール・ジャッ】
倒れた家から、家族を救出するのに自動車のジャッキが利用できます。また、「バールさえあれば逃げ出せた」という事例もあります。
【ラップ】
食器にかぶせて使い、食後にラップをはずせば洗わなくてもすみます。水がないときや紙の皿がないときに役立ちます。
【トイレットペーパー】
本来の目的でも、又、食器の汚れを拭き取ったり、タオル代わりにと多方面で役立ちます。
【マスク】
救出・救助の時の埃を防ぐために役立ちます。
【バイク・自転車】
混乱する交通網の中、機動力を発揮します。
食料・飲料水の備蓄
災害が発生した場合、道路や水道施設は破損し、また行政による救助活動もすぐには行えません。そのため、各家庭で7日程度は生活できるように、食料・飲料水の備蓄をしてください。食料は非常食3日分を、飲料水については、1人1日3Lを3日分備蓄するようにしてください。